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比、2か月余で麻薬容疑者2400人殺害 半数以上は自警団が実行か AFPBB News、2016年9月5日

正体不明の武装集団に殺害された容疑者もおり、「麻薬密売人」と書かれたボール紙が添えられて死亡しているのが見つかったケースもある。

警察当局は、警官による殺害はあくまで正当防衛の結果だとし、それ以外の殺害は麻薬犯罪組織側がメンバーの口封じのために行っているものだと主張している。

本当に口封じだけだろうか?

フィリピン警察長官、麻薬撲滅作戦での容疑者殺害に「差別なし」 AFPBB News、2016年9月5日

「(犯罪者らが)抵抗すれば、彼らは死ぬだろう。われわれはまったく差別しないと保証する。裕福な者か貧しい者か、警官か一般市民かにかかわらず、たとえ政治家であっても、麻薬に手を染め抵抗すれば死ぬことになる」

差別しないのはいいが、容疑者はあくまで容疑者であって、冤罪かもしれないし、麻薬犯罪が全て殺害による処刑が妥当ということはないだろう。