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古代ローマの硬貨、沖縄の城跡から出土 海上交易の遺物か CNN.co.jp、2016年9月27日

ローマ帝国の硬貨の年代は紀元3~4世紀とみられる。またオスマン帝国の硬貨には1687年にさかのぼる刻印が施されているという。

うるま市教育委員会の担当者はCNNに対し、勝連城が14~15世紀、中国やその他のアジア諸国と交易を行っていたことに言及。

14〜15世紀の中国というと元〜明か。3〜4世紀のローマ帝国と17世紀のオスマン帝国では時代が違いすぎるが、その勝連城というのはそんなに長く続いたのだろうか。

沖縄の勝連城跡からローマコイン 海上交易で流入か - 沖縄 朝日新聞デジタル、2016年9月26日

勝連城は世界遺産にも登録されており、12~13世紀ごろの築造。この地域で活躍した阿麻和利(あまわり)の居城とされ、15世紀の廃絶後もしばらく利用されたとされる。

12〜15世紀の城に3〜4世紀の硬貨があるのはなぜなのか。

東西交流史に詳しい早稲田大中央ユーラシア歴史文化研究所の四日市康博さんは「ローマのコインは東南アジアでも出ており、ここを経由して流入したと考えられるが、後世の混入の可能性も含めて慎重に精査してほしい」と話している。

at 2016-09-28T13:01:26Z