〆

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配信などでみられるのは、製作者が「残したい」「見せたい」と思うものだけだ。アクシデント的に生まれたものや、CMを含めたその時の風俗を示すものは残りにくい。

それらは今、「録画」という形で個人の手にある。YouTubeなどに昔のCMやニュースがアップロードされているが、それを見ることで感じる・わかることも多数ある。

歴史研究まで行かなくても、文化や風俗を研究している研究者にとっては貴重な資料だろう。我々はほんの30数年前のことですら、嫌な記憶は都合良く忘れて過去を美化して記憶に残していたり、一部だけで流行したインパクトのあったものだけを語ったりして、その時代を知らない若者を誤解させていると思う。